伊方原子力発電所のビジターズハウスに到着 原子力発電所のしくみ、設備、防災対策について説明を受けました。 発電所関係者約1400人の方がここで働いています。
伊方原子力発電所での安全対策について説明を受けました。
福島第一原子力発電所の事故を教訓に安全規制が見直され、新たな規制基準が実施されています。
①中央構造線断層帯で想定される最大の揺れは650ガル耐震性向上対策として1000ガルに乗り揺れでも機能か確認される工事を実施。 190ガル以上の揺れを感知した場合制御棒が挿入され、停止する仕組みへ
②津波海抜8.1mは敷地高さを10m超えないことを確認、水遮断扉、防災シール、海水ポンプで浸水を防ぐ
③電源を確保するための非常用ガスタービン発電機、空冷式非常用発電装置、重油タンク、配電線、蓄電池を増設 その他、安全に冷却するためのポンプを多重化、多様化 重大事故による原子炉格納容器の破損を防ぐための水素処理装置を設置 竜巻、火山灰、森林火災などの対策には準備がございます。
緊急時における通報連絡などあらゆる場合に備えて訓練を行っていること。
伊方原子力発電所の周辺は海に囲まれ、陸の孤島になりやすい四国の地で南海トラフ大地震の臨時情報が発令されるなど、さらに危機管理の体制が問われています。
連携、緊急事態におけるリスクコミュニケーションなども重要な課題です。
また、日本における重要なインフラを支える電力を安全に供給するため、国が責任をもち、エネルギー政策を進めていかなければなりません国民民主党が日本のエネルギー政策を先導する貴重な機会を頂き、伊方原子力発電所の皆様に心より感謝申し上げます。